頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

ビジネスシーンで`!`を採用すべきか。🤔

「ビジネスシーンではを使うな」などの文献が多々見られる。

ファミレスで薬を飲もうとしたら」の件で昨今話題になっているマナー講師(笑)が作り上げたデマだろうか。

正直、何で使ったらダメなのか意味が分からない。


🗣️✏️「話し言葉」と「書き言葉」

まず、世の中には話し言葉「書き言葉」がある。


話し言葉は対人でないと成立しない。 また、ボディーランゲージや抑揚を用いる事ができるため、強弱を付けたり、感情豊かに伝えたりする事ができる。

書き言葉は対人でなくても成立する。 また、ボディーランゲージや抑揚を用いる事ができない代わりに、「」などを用いて、強弱を付けたり、感情豊かに伝える。


ビジネスシーンにおいてプレゼンテーションスキルは重要であるが、を不採用にする事でプレゼンテーションスキルが著しく低下する。

もうこの時点で結論は出たようなものだが、もう少し掘り下げる。


🙅を不採用にするデメリット

を不採用にする側の意見としては、「ビジネスシーンに感情を持ち込むな」「怒っているように見える」などが挙げられる。


何て浅はかで育ちの悪い傲慢な意見なのだろう。

ビジネスにも感情は必要

まず、ビジネスにも感情は必要である。 もちろん論理や理性も重要ではあるが、人間は感情の生き物であり、感情が生産性に影響を与えるのも明白である。

例えば、ペットが死んだ日には仕事が手に付かないし、恋人ができた日にはいつも以上に仕事が捗る。

それらを否定し、「ペットが死んだからって仕事に遅れを出すな」「恋人できたからって浮かれんな」と言っていては、離職に繋がるパワハラまがいな事この上ない。

それらを肯定し、「ペットが死んで悲しいなら俺がカバーしてやる」「早く終わったから帰っていいから恋人と遊んでこい」と感情に寄り添える人物の方が、よっぽど一緒に働きたいと思える。

は『感嘆符』である

そもそも、はすなわち『感嘆符(exclamation mark)』であり、『感嘆』には喜び・怒り・感心・称賛・悲哀の意味がある。

「怒ってるように見える」と言ってる人は、暗に「私はの意味も知らない浅はかで低能です」と言っているようなものだ。

そして何より言葉の強調のためにも用いられる。これは「」と同じ用途である。 強調したい箇所が分からない文章は、書き手が何が伝えたいのかが読み手に伝わらず、誤った情報伝達が生じてしまう可能性もある。

不採用にする事で、一緒に働きたくない人物の完成

を不採用にする事で、感情や抑揚のない淡白な文章になってしまい、何が伝えたいのかも分からないのでプレゼンテーション力も落ちてしまう。

感情や抑揚がなく淡白でプレゼンテーション力に欠ける人間と働きたいと思うだろうか。僕はそうは思わない。


🙅重要なのは、多用しない事

多用し過ぎると、どこを強調したいのか分からなくなる! 全てを強調している文章は、何も強調していない事と同じである! 抑揚・強弱を付けるからこそ、伝えたい事が伝わるのである! 多用し過ぎるとそれらを阻害する要因となってしまう!

とまあ、こんな感じで、多用してると結局何が言いたいのか分からないし、読んでても疲れる。

これはに限らず、「」などでも同じ事が言える。


🙂まとめ

手垢だらけのやり尽くされた話題だし、味のしないガムみたいな話題だけど、頭の整理のために書いてみた。

おそらくマナー講師(笑)が言い始めた事なんだろうけど、こんなんで飯食ってるのか。飯の味するのかな。


という事で、ビジネスシーンにもを多用して、分かりやすく感情を伝えられるように心がけましょー!


🤔そんな事より、

キャラメルの銀紙で作った折り鶴の親子。

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たまに食べると美味しいよね、キャラメル。好き。