頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

「1dayパスポートでディズニーを楽しむには?」【TDL版】

今月の始めにTDSの歩き方について記事を書いた。

なので今回はTDL版について書いてみる。

ひとりディズニーは楽しい。


まずは1エリア1時間滞在し、残りの時間は好きに過ごす。

基本的にはTDS版と同じく、エリアの単位で移動する事をオススメする。

ここで改めて、TDLに存在する7つのエリアについて確認してみよう。


行動例:TDLの場合

前述したように、今回はTDLにフォーカスして、1エリア1時間の行動例を示してみたいと思う。

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TDLのパークテーマといえば『夢と魔法の王国』

そのため、ウォルトが作った王国を散歩させていただきながら、魔法にかかったかのように夢のような時間を過ごす事でより一層パークを楽しむ事ができる。


1. ワールドバザール

このエリアは、TDLに入ってまず最初に入るエリアである。


パークの玄関口となるこのエリアにはお土産屋が立ち並んでいるため、一日の最後にパークの思い出と共にお土産を買って帰るのがよいと僕は思う。 そのため、景観を楽しみながらさらっと通り抜けて、パークを楽しむための気持ちを高ぶらせるのがよいだろう。

上を見上げるとガラス屋根が設置されている。 これは海外ディズニーにはない仕様であり、梅雨や台風など雨が多い日本のために設置されている。 オリエンタルランドの気遣いや優しさを感じる事ができる素敵なガラス屋根なのである。

横を見るとさまざまな建物が所狭しと立ち並んでおり、目を凝らしてよく見てみると、建物の窓に名前が書かれているのが分かる。 これはウォルトが、自分に関わる人への感謝の意を込めて窓に名を残しているのだ。 ここでもウォルトの気遣いや優しさを感じる事ができる素敵な窓なのである。

そして真っすぐ歩いていくと、目の前に堂々と鎮座するシンデレラ城と、ウォルトとミッキーの銅像が、我々を出迎えてくれている。 この演出は何度パークに行っても感動する。


それでは早速、次のエリアである「アドベンチャーランド」に移動する。


2. アドベンチャーランド

このエリアはその名の通り、冒険心に満ち溢れたエリアである。


まず最初に行っていただきたいのはスイスファミリー・ツリーハウス。 地味な印象のあるツリーハウスだがそんな事は全くない。 圧倒的な生命力を感じる事ができる木幹。風と共に奏でる葉っぱの音色。最上階の木陰から臨む事のできるシンデレラ城。人が少なく落ち着いた空間。。。 そして、ここで楽しんでいただきたいのが水車。 「どこから水が引かれている?」「引かれた水はどこに行っている?」「最終的にどこに排水される?」、、、是非水車に繋がるパイプを確認しながら楽しんでいただきたい。

次に、ツリーハウスからも見えるウエスタンリバー鉄道に向かう。 蒸気機関車は日本国内でもなかなか乗る事はできないが、TDLなら簡単に乗る事ができる。 電車に揺られながら、クリッターカントリーウエスタンランドと経由し、恐竜の世界にタイムトリップする様子は、まさにアドベンチャーである。 ちなみに、蒸気機関車は4種類あり「コロラド号」「ミズーリ号」「リオグランデ号」「ミシシッピ号」とアメリカに流れる川の名前がついているので、自分がどれに乗ったのかを記録するのも楽しい。

次に、常に人がおらずすぐ入れる魅惑のチキルームに行ってみよう。 鳥や花や木彫り人形達が、音楽に合わせて楽しく歌って楽しませてくれる姿はまさに"魅惑"。 そして、スティッチが素敵な歌声とウクレレを披露してくれる。非常に癒されるアトラクションである。


アドベンチャーを楽しんだところで、ウエスタンリバー鉄道からも見えた、隣のエリアである「ウエスタンランド」に移動する。


3. ウエスタンランド

このエリアは、西部開拓時代のアメリカを彷彿とさせる空気を感じられるエリアである。


このエリアの目玉といえば、三大マウンテンの一つであるビッグサンダー・マウンテン。 鉱山を駆け抜ける爽快感を感じたいところだが、待ち時間が長いのでここでは寄らない。

前エリアで冒険してお腹も空いてきたところなので、ザ・ダイヤモンドホースシューでランチにしよう。 事前に予約していないとなかなか入る事はできないが、ここでは豪華なグリルのコース料理を味わう事ができる。 また、ステージショーを楽しむ事もできる。ウエスタンといえばカウボーイ、カウボーイといえばトイストーリーのウッディ。そう、トイストーリーの仲間たちのショーを楽しむ事もできる! (ちなみに僕は行った事がない。行きたい。)

食事とショーを楽しみ、少し外の空気を触れたくなったところで、蒸気船マークトウェイン号に乗船。 ウエスタンリバー鉄道と同じく、これも本物の蒸気船であり、日本ではなかなか乗る事ができないであろう。 みんな最上階に行きたがるが、僕のおすすめは1階。 水面に近いため、目で臨場感を味わい、耳で水の音を楽しみ、身体で蒸気船特有の揺れを感じながら、アメリカ運河を優雅に一周しよう。


壮大なアメリカの空気を胸に刻みつつ、隣のエリアである「クリッターカントリー」に移動する。


4. クリッターカントリー

このエリアもアメリカであり、アメリカ河の畔にある小動物達の郷をテーマにしている。


まずは下を向いて歩いていただきたい。 リスやウサギなど小動物たちの足跡があるのが確認できると思う。 可愛い。可愛過ぎる演出。可愛い。

このエリアの目玉といえば、三大マウンテンの一つであるスプラッシュ・マウンテン。 このアトラクションは「シングルライダー」が可能であるため、是非活用して乗っていただきたい。 「一人で乗ると写真撮られるのも濡れるのも恥ずかしい」と考えてる人はナンセンス。一人だからこそ楽しめるのだ。臆せず乗ろう。


さて。ここからは今までの世界観とは一風変わった「ファンタジーランド」に移動する。


5. ファンタジーランド

このエリアは、「THE・夢の国」「THE・Disney」とも言える世界が広がる。 アトラクション数も多く、一時間で回るのもなかなか難しいと思うが、厳選して紹介したい。


まず向かいたいのは、シンデレラのフェアリーテイル・ホール。 やはりシンデレラ城には一度入っておいた方がよいだろう。 装飾品や壁面などの荘厳な内装を楽しみながら、シンデレラ気分を味わう事ができる。

次に向かいたいのはミッキーのフィルハーマジック。 4DXの先駆けともいえる本アトラクションは、ファンタジアやライオンキングやアラジンやなど、ディズニー作品を網羅しながら楽しむ事ができる。

最後に向かいたいのがイッツ・ア・スモールワールド。 昨年にリニューアルしてから、本アトラクションもディズニー作品を網羅できるようになったので、どこに何のキャラクターがいるのか探すのが楽しい。 また、世界中を旅する事ができ、文化や服装を学ぶ事ができる知的好奇心をくすぐられるアトラクションでもある。


夢から覚めやらぬうちに、ミッキーの仲間たちが住んでいる「トゥーンタウン」に移動する。


6. トゥーンタウン

このエリアには、ミッキー&フレンズが住んでいる。 是非全てのおうちに訪問して、日頃の感謝を伝えたい。


手前から行くと、まずはグーフィーのペイント&プレイハウス。 次にドナルドのボートミニーの家チップとデールのツリーハウス。 どれも幼児向けのアトラクションであるため、あまり長居はせず、挨拶程度に嗜むのがよいだろう。

そして何より欠かせないのがミッキーの家とミート・ミッキー。 是非ミッキーにお会いして挨拶して日頃の感謝を伝えつつ写真を撮らせていただきたいが、世界のミッキーとサシで会話なんて到底できない。緊張するし恥ずかしいし、勇気も出ない。 なので家の外から眺めて妄想を働かせるだけで立ち去ってしまおう。 これもまた粋と言うものだ(違う)


ミッキー&フレンズに別れを告げて、最後のエリアである「トゥモローランド」に移動する。


7. トゥモローランド

このエリアは、通称「未来エリア」とも言われ、宇宙開発などの未来性を感じる事のできるエリアである。


アドベンチャーランドでスティッチに会う事はできたが話はできていない。 お話がしてみたいので、スティッチ・エンカウンターに行こう。 TDSのタートルトークと違って顔が晒されるため少し恥ずかしいが、スティッチとお話しできるのは忘れられない素敵な思い出になる事だろう。

次は宇宙旅行と行こう。 三大マウンテンの一つであるスペース・マウンテンでも宇宙を駆け抜けられるが、人気アトラクションのためなかなか搭乗する事ができない。 ここで乗るべきはスター・ツアーズだ。 C-3POR2-D2と共に宇宙を駆け抜ける臨場感溢れる楽しいアトラクションである。 ちなみにコースが複数存在するため、毎回新鮮な気持ちで臨む事ができるのも魅力の一つだ。


8.あとは自由に

ここまで7つすべてのエリアを楽しんだ。

TDS版と同じく、それぞれ1時間あれば回れる範囲で書いているので、まだまだ時間は余っているはずだ。 どこかレストランに入って、これまでの冒険を思い起こしつつ、次の冒険について考える時間もゆっくり取れるはずだ。


パーク中心エリアに行き、季節の花々を感じつつ、シンデレラ城の庭園を散歩するのも楽しい。

小腹が空いてきて甘いものが食べたくなってきたので、ワールドバザールに戻りミッキー型のワッフルを食べるのも楽しい。

ショーやパレードを見てないので、レッツ・パーティグラ!東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツに向けて待機をするのもよいだろう。


まとめ

TDS版でも書いたように、ディズニーはアトラクションよりも雰囲気の方が何より大事である。

雰囲気をゆっくり味わいながら、のんびり楽しんでもらいたい。

あせらず、いそがず、まったり楽しむ。それが大人のディズニーの楽しみ方である。


そんな事より、

ランド行きたくなってきた。年パス持ってないからしばらく行ってないんだよな。誰か一緒に行こう。