頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

献血100回記念。金色有功章をいただいたので、献血の話でも。

金色有功章が届いたぞー!うおー!

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金色有功章の賞状

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金色有功章のグラス

過去履歴

ラブラッドで過去履歴を確認したところ、以下のように献血をしてきたみたい。

  • 2012/05/18:1回目
  • 2013/04/20:10回目
  • 2014/02/14:20回目
  • 2014/12/06:30回目
  • 2016/01/10:40回目
  • 2016/10/22:50回目
  • 2017/04/30:60回目
  • 2018/03/03:70回目
  • 2018/10/23:80回目
  • 2019/06/17:90回目
  • 2020/08/29:100回目

ほとんど成分献血だったのでスパンも短くできてたけど、それでも8年かかった・・・。
(全血献血は12~16週間、成分献血は2週間程度で、次の献血ができる。人にもよるけど年間上限もある。)


献血の基本は【give】

ちなみに、当たり前だが、献血【give】が基本である。

よく「100回も献血してるのにこれしか貰えないの?」という人もいるが、そもそも【take】なんて求めてはいけない。ただ、相手からの【give】については答えないと失礼だと思っているので、無礼講も含めていただく。それがグラス。


患者さんへの、直接的な提供と間接的な提供

造血技術はまだ確立していなくて、iPS細胞によって血液を造る研究は進められているけど、まだ研究とか臨床実験も必要だから、献血じゃないと患者さんに提供できないので、ぜひ献血にご協力ください・・・。

ちなみに、献血した血液の全てが患者さんに提供されるわけではなく、有効期限切れや検査不良によって患者さんに提供されない血液もあります。これらは研究開発に利用されてるので、「直接的に患者さんへ血液を提供」という側面もあるし、「間接的に研究開発を通して患者さんへ医療を提供」という側面もあるという事を知っておくとよいかなと思います。


献血に対する負い目

献血は、できる人がやればいい。できない人は仕方ないし負い目も感じなくていい。 むしろ、できるのに定期的に通えてなくて申し訳ないのは僕の方だといつも思っている。

今年なんて、コロナで行動規制されているし、歯医者に通院してしまっているし、全然行けていない。。非常に申し訳ない。。。


余談:献血をするに至った経緯

そんな僕が献血に興味を持ち始めたのは高校生時代。

当時はアニメヲタクで、アニメイトに行きたかったけど移動手段がないので、父親に連れて行ってもらってた。僕が買い物をしてる間、父親は暇なので献血に行ってて、献血ルームに集合してから帰宅してた。献血ルームには漫画やドリンクバーがあって、律儀な僕は手を付けずに待ってたけど、スタッフさんに「どうぞ」と言われて少しいただいたりしてた。

その後専門学校に進学し、自分で車を持ち、自分で移動できるようになった。この頃にはアニメは観るけどグッズを買うなどはしていなかった。そして、ふとした時に「献血行ってみようかな」と一人で献血ルームに行った。それが2012年5月18日。

最初は何気なく行ってただけだけど、通い続けていると「時間と血液を提供するだけで救われる命があるのか」と思うようになり、そこからはボランティア精神が勝るようになり、今日に至る。


社会人になった今、「自分は社会のために働けているのだろうか」と日々考えるようになった。 社会のために働けていない自覚があり、そんな負い目を解消するかのように、ボランティアとして献血に行き、自己愛を高め、精神を安定させている側面もある。

不純な理由で献血してごめんなさい。



歯医者の通院も今年中に終わるし、来年からはまた通い始めたいな。