頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

神は本当に守ってくれるのか。

格言や教えとは、よくできている

最近読んでいる本に「耳は2つ、口は1つ」という言葉が出てきた。
調べてみるとユダヤ系の格言のようで、「自分で話すよりも2倍他人の話を聞きなさい」というコミュニケーション法の一つとして言い伝えられているらしい。
「口は閉じられるが、耳は閉じられない。だから人の話をよく聞け。」という意味もあるようだ。


格言とはよく出来ているし、至極納得できるモノであると思っている。


格言や教えとは、本当によくできている・・・?

しかし、それが上手くいかない時の解法が存在しないというバグがある。


自分は他人の話をよく聞いても、他人は自分の話を聞いてくれるとは限らない。
自分は口を閉ざしていても、他人は口を閉ざさないかもしれない。


自分は教えを守っているのに、他人は教えを守っていない。


キリスト教でも「右の頬を殴られたら左の頬を差し出せ」という言葉がある。
教えを守って左の頬も差し出し、なぶり殺しにされている感覚であっても、さも平然と振る舞う事はできるだろうか。


神は僕を守ってくれているのか?

そういうストレスに日々葛藤して生きていき、フラストレーションを抱えながら生きていかなければならないのか?
その人生の選択は、本当に豊かなのか?


神は人間に試練を与えるともいうが、本当に全て越えられる試練なのか?
回避する事しかできない試練というのは、本当に試練と呼ぶのだろうか?
神は本当に僕を守ってくれているのか?
神は本当に存在しているのか?


神よりも凄い存在

こういう時に利いてくる名言が一つだけ存在する。
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」


どんなストレスやフラストレーションを抱えようが、そんな過去の事は置いといて、未来に向けて進めばいい。
どんな粗悪な人間と対峙しようが、そんな他人の事は置いといて、自分がどうするかだけ考えればいい。


要するに、「よそはよそ、うちはうち」という事であり、
要するに、結局父さんと母さんが一番凄いのである。