頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

組織に疲れる理由。

このタイトルについて寄稿しようと思い、何度も文章を書いては消してを繰り返した。

考え続けて書き続けているうちに判明した事を、以下に記載する。


組織に対して感じているどうでもいい事


『評価』とかどうでもいい。出世とか興味ないので。
(自己評価とか特にどうでもいいので、他己評価を勝手にしてくれ。強いパターナリズムは不要なので。)


『給料』とかどうでもいい。お金とか興味ないので。
(貴社の規定に準ずるので、そちらで勝手に評価してくれ。お金で釣ろうとか安易な思考を働かせるな。)


『教育』とかどうでもいい。勝手に勉強するので。
(やるなら会社の方針にあった事を全社的にやってくれ。上司や先輩に依存した教育とか特に要らない。)


組織に対して求めている事


『すべき事』をさせてくれ。
(『すべき事』っていうのは「顧客に継続的デリバリする事」であって「組織の方針に従う事」じゃない。顧客に継続的デリバリするには、システムや運用を精緻化していく必要がある。「組織の利益なんかよりも顧客を優先しろ」って技術士倫理綱領にも書いてるだろ。すべき事ができないのはモチベーションが下がる。)


『教師』になってくれ。
(逆の事をいうと「反面教師」にならないでくれ。5年後・10年後・20年後にお前みたいになりたいって思えるような教師でいてくれ。反面教師はモチベーションが下がる。)


『俺の話』を聞いてくれ。
(中途なので外の世界を知っているし、自学自習で知識の一般化もしているし、問題提起も問題解決もできるから聞いてくれ。「良薬は口に苦し、忠言耳に逆らう」を肝に銘じて聞いてくれ。聞いてくれないのはモチベーションが下がる。)


自分に対して思っている事


文句言いたいだけなんだろ。
(結局「自分は悪くない。悪いのは世界。」って言いたいだけなんだろ。悲劇のヒロイン演じてんじゃねえよ、いや、演じたい気持ちは分かるけど。)


自分で動く勇気がないんだろ。
(そんなに確固たる意見があるなら、それが実現できる環境に身を置けばいいのに、結局そうしないのは、組織に属する事で吸える甘い蜜を欲してるだけだろ。)


死ぬ勇気もないクセに。
(人生楽しくないし、生きる意味がないと悲観的になり、いっそ死ねばいいのにと考えても、結局そうしないのは、生きる事も死ぬ事も怖いからだろ。)


理想郷なんか無いんだよ


・・・と思ってたけど、例えば、美容整形してる人達って、理想の顔に近付くためにわざわざ大金払って手術してるんだよな。
周囲から「親からもらった身体なのに」とか「一回やったら戻せない」とか「一つやったら他も気になってくる」とか言われるのに。


それって、自分に疲れてるから、自分に疲れないために、行動を起こしてるって事だよな。
整形に限らず、何でもそうだけど、意思が強くて行動に移せる人って本当に凄いよな。


僕も「組織に疲れてる」って言いながら、「自分に疲れてる」だけなんだろうな。


Boys, be ambitious.


自分に疲れてる暇なんかねえだろ。


お前の理想は「地元に帰って、ITの仕事で、地方創生する事」だろ。


抱いてる大志を実現するために、わがままに生きろ。