頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

マニュアル化をマニュアル化するためにはどうしたらいいのか。

何言ってんだ感強いですね。

何が言いたいのか。

「仕事」の大半は「作業」で、
その「作業」は、人によって疎らになっちゃいけないはず。

「マニュアル」があれば作業負荷が下がって効率も上がるのに、
実際の現場では、何故マニュアル化されてないのか疑問に感じまして。

そもそも「マニュアル」とは、

手引書、取扱説明書。
マニュアル - Wikipedia

当記事では「手引書」という意味合いで書いていきます。

マニュアル化する事による、

メリット

  • 作業効率UPするので、余暇が出来る
    • 余暇で他の成果物作れる
    • 新しいアイディアを提案できる
    • 定時に仕事を終わらせて帰る、帰れる、帰りたい
  • ゼロベースから学ぶ必要がない
    • マニュアルをなぞれば手順が分かるので、口頭で一から教える/教わる必要がない。

デメリット

  • 時間がかかる
    • ドキュメント作るのって結構時間がかかる
    • 適宜メンテナンスをしないといけない(バージョンアップや手順変更など)

マニュアル化しない事による、

メリット

  • スピード感が出る
    • ドキュメントを残さず、頭の中で組み立てて、ひたすら物作りをすれば、当然スピードも上がる

デメリット

  • 属人化
    • そのシステムを知ってる人が居ないと回らない
    • そのシステムを知ってる人が休んだら何も出来ない
    • そのシステムを知ってる人が死んだら引継が出来ない
  • 時間の無駄
    • 「昔やったけど、やり方忘れたから一から学び直し...」みたいな事が生じる←勿体無い
    • 新人に口頭で一から教える必要がある←勿体無い

そもそも論

ベンチャーやスタートアップでもない限り、業務内で蓄積された「ノウハウ」があるはず。
蓄積されたノウハウ(言ってしまえば分かりきった事)をマニュアル化すればいいだけなのに、
逆に、何でマニュアル化してねえのかが疑問。

何でマニュアル化してねえのか。

お金にならないから。
これに尽きるでしょうね。

そろそろまとめ。

どこに時間をかけるのか。

上記の通り、メリットでもデメリットでも「時間」というのが挙げられます。
作業をしている最中は、マニュアルを作るのは煩わしいかもしれない。
しかし、属人化による引継ぎ漏れやミス過去の作業による再認識ゼロベースからの教育
これらは、解決できる問題なので、その解決策としてマニュアルを作成すべきじゃないかなと。

タイトル回収すると、

マニュアルに対する意識の差が一番かなと。
「作るのが面倒臭い」「一過性のものじゃん」
といった声が聞こえてきますが、
それは貴方個人で仕事してればそうですけど、
仕事はみんなでやるもんなんだから、みんなのために作ろうよ。という事。

そのためには、誰が見ても、誰が読んでも、認識差異が起きないようなマニュアルである必要があります。
専門用語や難解漢字は出来るだけ使用せず、シンプルで分かりやすいマニュアルにしましょう。


以上。