頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

「仕事を奪われる事への恐怖」って何?

「AIが仕事を奪う」とか「社員教育したら自分の仕事がなくなる」とか言う話ありますけど、
あれが全く理解できなくてですね。

別に仕事なくなってもよくない?
いや、厳密に言えば、プラス因子で仕事なくなるなら良くない?

プラス因子による恐怖

全部、傲慢だし自分勝手だしエゴ。
物にも人にもトレンドにも、耐用年数や世代交代ってものはあって、それは自分の指標では測れない。
社会が発展している証拠だし、自分が成長している証拠でもある。
もしそこで奪われるのだとしても、それは潮時が来たというだけ。
次のステージに行くチャンスとするか、共存して一緒に更なる高みを目指すとするか。
何にせよ、プラス因子による恐怖なんか頭おかしい。

マイナス因子による恐怖

  • スキル不足による恐怖
  • 業績悪化による恐怖
  • 病気や怪我による恐怖

スキル不足は、もちろんあなたも悪い。
ただ、全てが自分のせいではない。←この思考は大事
スキルアップさせられなかった上司、それを見過ごしていた人事、役員。
組織全体の問題。
社員は使い捨てのコマじゃないので、組織全体としての体制が必要なのにそれを怠っていたのも問題なので、
全てに負い目を感じる必要はない。
ただ、もちろんあなたにも非はあるので、スキルアップはしましょう。

業績悪化に関しては会社の問題。
「僕/私のせいなのかなー」とか思わなくていい。
これもさっきと同じで、そこのリスク管理をしきれてなかった上層部にも問題がある。
「お前のせいで!」と言われたとしても、建前では謝っとけばいいですけど、本音は「てめえの管理不足だろうが恥を知れ」くらいに思っておいた方が気は楽。

病気や怪我によるリスクはデカい。
自己成長も阻害されるし、職から一旦手を離れるのでブランクも出来る。
出来るだけ早く回復できるよう、保険に入って体制を整えておくなり、資金を貯蓄しておくなりが必要、かな。

ミクロじゃなくマクロ

僕は経済分野の人間じゃないんですけども、
仕事が奪われる恐怖に駆られてる人は、大抵、自分の事しか考えていないように思える。
しかし、
プラス因子であれば、社会が発展している証拠だし、自分によって組織が成長している証拠でもある。
マイナス因子であれば、あなただけの問題ではなく、組織としての問題でもある事もある。

仕事が奪われる、に限った話でもなく

少し話は逸れますが、これは「仕事が奪われる」に限った話でもなく、私生活でもそう。
「自分だけ良ければいい」で過ごしてるエゴイストになってないですかね。
「電車内でのイヤホン音漏れ」と「正義感」 - 頑張らないように頑張る。
『歩行者教習』をしよう。 - 頑張らないように頑張る。
「仕事」と「世代間倫理」 - 頑張らないように頑張る。
今まで上げてきた記事は、だいたいその辺が共通してます。
思い当たる人がいたら、一度見直してみて。
もちろん、僕が正しいというわけではないので、その辺は個人の自由ですが。