頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

『オーシャン東九フェリー』に乗って帰省した話🛳

振替休日と有給休暇を駆使して、

12/22~1/6という16連休(半月!!)を獲得しまして、

フェリーで帰省した話。


🤔何でフェリー?

岡山から上京して彼之5年になる。 はじめの頃は夜行バスで帰っていて、そのうち新幹線で帰るようになり、最近は飛行機も使っている。

安さ重視から、安全重視速度重視に切り替えていった形だ。


夜行バスは安価だが長身の僕には狭いし、何より数時間おきに起こされる。 「広い車内を選択すれば?」という声も聞こえてきそうだが、そうすると値段的には新幹線と変わらなくなる。


新幹線飛行機の安全面と速度面は言うまでもない。

新幹線のメリットは、繁忙期や閑散期に価格が左右されないという事。
飛行機のメリットは、繁忙期や閑散期、また、購入するのが早いと格安になる可能性があるという事。

時間的にはそれぞれ大きく変わらないが、価格差がある時とない時とあるので使い分けている。 もちろん、安全性は大事だ。安全は金で買わなければならない。

何でフェリー???(二回目)

そんな中、今回フェリーを選んだのには理由がある。しかも単純。


『フェリーに乗りたかったから』『時間があったから』


元々船に乗るのは好きで、乗る時にはいつもテンションが上がる。 乗る機会こそなかなか無いが、ディズニーで好きなアトラクションの一つが『マークトゥエイン号』と言えるくらい好きだし、彼女に告白したのもフェリーだし、新婚旅行にはクルーズが良い。

そして今回、半月という長い休暇を獲得して時間が有り余ってるので、「旅行欲もないし移動手段に金を使おう」と思い、フェリーを選択したわけである。

オーシャン東九フェリーって徳島までだよね?岡山までどうやって帰るの?

徳島港で降りて、バスで香川(高松)まで向かい、高松からフェリーで宇野港まで行って帰る予定。

なので、高松港宇野港というルートも楽しめるわけである。(テンション爆上がり)


🛳オーシャン東九フェリーについてQA

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今回はQA形式で紹介していく。

乗船前まで

Q. どうやって予約するの?

A. 電話予約とネット予約とある。また、代理店経由での予約もある。

電話予約・ネット予約の場合はキャンセル料は不要である。 代理店経由での予約の場合はキャンセル料が発生するらしい。

今回僕は電話予約をしたが、日付や人数、プランなどを伝えた後に、予約番号を伝えられるので、乗船当日にチケットセンターで番号を伝えればOK。 クレジット決済(一括)も可能。

www.otf.jp

Q. どうやってフェリー乗り場まで行くの?行くまでにコンビニとかある?

A. 東京の場合、電車であれば国際展示場駅or国際展示場前駅まで行き、タクシーor徒歩で向かう。

A. 道中にコンビニはないため、上記の駅に併設されたコンビニに寄るのが一番の得策。

道中には工場やコンビナートがたくさんある。 夕日や明かりと共に工場の夜景を楽しみながら歩く事ができるというのも、楽しみの一つである。

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他の地域は知りません。申し訳ない。

電車以外も知りません。申し訳ない。

Q. コンビニで買っておいた方が良いものとかある?

A. 飲食類は買わなくていい。化粧品や生理用品、生活用品などは必要かも。

飲食類については後でも説明するが、コンビニ同等の値段設定であり割高ではないので、無理に買う必要はないと思う。

基本的にホテルと同じだと思ってもらっていいのでアメニティも揃ってるが、購入しなければならないものもあるので、必要に応じて揃えておく必要はある。 また、化粧水や乳液などはないため、必要に応じて揃えておく必要はある。

www.otf.jp

Q. 待合室ってどんな感じ?

A. 席数には余裕がある。テレビは設置されている。雑誌はない。

席数は多いし乗客も少ないので、確実に座れるといっても過言ではない。

ただし、テレビは一台のみで雑誌もないため、時間を潰すのはなかなか難しい。 ただの待合室なのでそれでよいのだが、時間を潰せる道具は自分で用意しておく必要がある。

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乗船後から

Q. コインロッカーってどんな感じ?

A. 大きさが3種類(大中小)あり、無料のコインロッカーもある。

乗船してまず欠かせないコインロッカー。

大(200円)、中(100円)、小(無料(100円返却式))の3種類用意されている。 無料のコインロッカーも用意されているのはとてもありがたい。

また、家族連れは個室に荷物を置いている事もあり、全てが埋まるという事はまずない。 乗船から2時間ほど経過してから確認してみたが、埋まってる様子はなかったので、そこまで焦る必要はないだろう。

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Q. 部屋ってどんな感じ?

A. ただのカプセルホテル。(褒めてる)

僕は二等洋室という、複数人が一つの部屋で寝るタイプの最も安いプランで乗船したが、これがその感じ。 ただのカプセルホテル。 電気もコンセントもあり、棚もあるので荷物が置ける。 寝転んでみても、身長180cmの僕が足を伸ばして寝れるくらいゆったり空間。

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Q. パブリックスペースってどんな感じ?

A. 広いし、綺麗で、穏やか。

席数もちゃんと確保されているし、テレビもある。

乗客の心情的に、移動手段の一つというよりも楽しみの一つとして利用してる人も見受けられたので、ピリピリした空気もなく、全体として落ち着いている。 船内で知り合って仲良くなったのであろう人達もいたので、心に余裕がある人達が多い印象。

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Q. 飲食物ってどれくらい揃ってるの?値段は?

A. 選択肢は多いし、値段も良心的。

食事からお菓子、アイスまで揃っている。 また、酒類も豊富で、ツマミもちゃんとある。

そしてどれも安い。というかコンビニ同等の値段設定。素晴らしい。

ちなみに、酒類は23時過ぎた時に見たらメンテナンス状態になってて買えなかった、、、悲しい。

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Q. 揺れ具合ってどんなもん?気持ち悪くならない?

A. エンジン的な揺れはあるが、波的な揺れはない。

フェリーも自動車と同じ乗り物であり、エンジンを積んで走っているので、エンジン的な揺れはある。 これは飛行機と同じくらいの揺れであると言える。

ただ、波による横揺れは感じない。 乗船した時が比較的穏やかな波であったからかもしれないが、横揺れについては心配する必要はない。 (ちなみに、もし揺れたらクオカードが貰えるらしい。面白い。)

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Q. 風呂は?ゆったり入れる?

A. ただの銭湯。ゆったり入れるし、しかもオーシャンビュー。

風呂場は24時間営業なのでいつでも入る事ができ、シャンプーリンス・ボディーソープ・ドライヤーが用意されてるので一通り身体を流す事はできる。 しかもちゃんと浴槽付きで、オーシャンビュー。素晴らしい。

今回の乗船日は月曜日という事もあったためか、年配の方と家族連れが大半であり早い時間に寝てくれたので()、深夜に一人でゆったり入る事もできる。

もちろん朝風呂もできるので、朝焼けとオーシャンビューを楽しみながらお湯を楽しむ事ができるなんとも贅沢なひととき。

脱衣所のロッカーも鍵付き!嬉しい!

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Q. 展望デッキは?

A. 広い。景色も最高。星空も見れる。

船に乗るんだからこれがメインイベントと言っても過言ではないですね。

ヘリポートがあるくらい大きいデッキがある。

出港してからは、左手に羽田空港や横浜、右手にディズニーや幕張、後方には東京タワーやスカイツリーが見えてくる。 東京湾を駆け抜ける間の景色は飽きないし楽しい。 ただ、陸との距離はだいぶ離れており米粒程度にしか見えないので、雰囲気を楽しむ程度にはなる。

東京から離れていき明かりが少なくなってくると、星空も次第に見えてくる。 船上から見る星空もなかなか感慨深いものがある。 ただ、22時〜8時は出られないので、真夜中に楽しむ事ができない点は残念である。(安全性のためなので仕方ない)

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Q. 電波状況は?無料Wi-fiは?

A. 電波は常に良好。無料Wi-Fiはない。

僕はdocomoで契約しているが、電波については常に良好で、ネット検索やSNSもサクサクできる。 (格安携帯の人はどうなのか知らないです。)

船内に無料Wi-Fiはないが、本土から離れて海上にいるので、ネットから離れてゆったり楽しむ良い機会になるのではないかなと。

上陸後から

Q. どうやって岡山まで帰ったの?

A. 徳島港から徳島駅までは直行バスで210円。そこから昼行バスで高松まで1900円。高松駅から高松港まで徒歩5分。高松港から宇野港までフェリーで690円。

まっすぐ岡山まで帰ってもよかったけど、せっかくだから四国地方から中国地方へもフェリーで行ってしまおうと思ってこのルート。

ちなみに一番安いルート。だったはず。

四国フェリーの船内、ソファもたくさんあって、テレビもあって楽しかった!

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🙂最後に

旅行欲があまりないので、東京〜岡山という年2回必ず使う往復の移動を、どう楽しむかというのも楽しみである事が分かった。

今度は、飛行機で岡山を飛び越えて九州まで行ってから、観光しつつ帰るとか、あえてあえて鳥取とか島根の空港に降りてみるとか、そういうのも試してみたい。

🤔そんな事より、

徳島を経由した時、時間があったので徳島ラーメン食ってきた。

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美味しい!!!

本当は香川でもうどんを食べる予定だったけど、時間がなかったので断念。また今度。