「当事者」と「関係者」と「第三者」⛪
「第三者」って言葉はあるけど、
「第一者」とか「第二者」とかないよね。
第三者の一人歩き。
🤔「あなたには関係ないでしょ」←分かる
妊娠中の飲酒や喫煙、自己都合離婚による子供の取り合いなどが生じる時、「子供が可哀想だと思わないんですか!?」と言う人がいる。
「可哀想だと思ってます」って言わせたい気持ちが見え見えだし、自分が上に立ちたいんだろうなーと思ってしまう。
第三者なのに、赤の他人なのに、全く関係ないのに。
まあ、確かに可哀想だけどね。
自分がその立場だったら、いや、その立場になる事の想像すらしたくないから考えるのやめよう。
😐関係あるのは当事者と関係者
一旦、今回のエントリーでの言葉を統一しておく。
『死の壁』という本に交通事故を用いた例が紹介されていて、ここでは「一人称の死、二人称の死、三人称の死」として取り上げられている。
「一人称の死」とは自分自身であり、死んでしまっているため"死"そのものを感じる事が出来ない。 「二人称の死」とは家族や友人などであり、"死"そのものを感じ深く悲しむ。 「三人称の死」とは赤の他人であり、交通事故の死亡数など"死"として感じづらい部分。
今回の例であれば「子供が可哀想であるかどうか」。
「当事者」はもちろん関係がある。 子供の育児や教育、金銭面や成長面など、あらゆる角度からの支援が必要になってくる。 妊娠中の不摂生により奇形児が産まれても自分の問題だし、離婚によるストレスで子供が歪んだ性格になるのも自分の問題。
そして「関係者」。 当事者にとっては唯一の助け舟であり、当事者のメンタルケアや、時には子供の世話をしてやる事もあるだろう。 当事者自身がここを否定してしまうと苦しむのは自分になるし、関係者自身も追体験により感情を揺さぶられる可能性もある。
最後に「第三者」だが、先程言った通り全く関係ない話である。 迷惑を被るわけでもなければ、手間を取る必要もない。 強いて言うなら精神的ストレスにはなるだろうが、それこそ第三者には関係ない話である。
第三者が全く関係ないかと言われるとそうでもない
ただ、回り回って迷惑を被る可能性は否定できない。
例えばこのような事例が増えてしまえば福祉を充実せざるを得なくなるだろう。
そうなれば国民の税金から賄われる事になり、増税などにより間接的に迷惑を被る可能性もある。
また、歪んだ性格のまま育った子供が、第三者自身の子供と接触した場合、危害を加えられる可能性も否定できない。
直接的ではないものの、間接的にでも迷惑をかける可能性があるというのは、念頭に置いておかなければならないだろう。
✝️「悔い改めなさい」
だからといって、第三者が「間接的に迷惑かかるかもしれないからやめろ!」とも言いづらい。
特に当事者は、心的・精神的なストレスがかかっている状態であり、そこに更に追い打ちをかける事になり逆効果だ。
第三者が助言を下すのであれば、高圧的ではなく紳士的に訴えかける必要がある。
当事者自身に悔い改めたい気持ちがあるのであれば、精神科を受診したり、寺院や神社に足を運ぶ事だろう。
🙂まとめ
よく、自分とは違う人間を晒し上げ「悪だ!クソだ!」と叩く人がいる。
確かに晒される人間はどこか欠落していて、精神科や神仏に助けを求め、休養を取るべきとは思う。
しかし、叩いている人もまた、精神的に不安定な状況であるため、同じように休養を取る事をオススメする。
🤔そんな事より、
『ヴェノム』観てきた!(画像は公式HPからスクショして持ってきました、ごめんなさい)
みんな大好き「スパイダーマン」の初期シリーズ3作目では敵役で出てたけど、今回はヒーロー。
しかもダークヒーロー。「ダークなヒーローって何だよ」って思いながら観たけど、めちゃめちゃ面白かった。
まだ公開して間もないから下手な事書けないけど、とにかくみんな観てほしい。