頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

骨髄バンクに登録できない🙏

骨髄バンクに登録したいのに!

登録できない!!

おかあさーん!!!←


💉競泳・池江選手の白血病

先日、2月12日。

競泳の池江選手が「白血病」という診断を受けました。


翌日の2月13日。

ファンや関係者からの励ましの言葉を受けて、再度Twitterに投稿。


僕も昔から献血には通っているので、本文にある「骨髄バンクの登録をした」「輸血、献血をした」というのは非常に嬉しいし、池江選手はじめ他の患者さん達への励みにもなったと思う。


🙏僕「骨髄バンクに登録したいんだけど」

当ブログでも書いているように、僕は献血が好きでよく行っている。

元々は父親が献血に行っていたのを見ていて、「僕も行きたい」というところから行きはじめ、最近は「少しの血液を少しの時間を提供するだけで、誰かのためになるなら」という気持ちで行っている。


『やらない善よりやる偽善』ではないが、誰かのために何かをしたい。


なので、献血だけではなく、臓器移植骨髄バンクにも興味を持ち始めた。

死してなお人の役に立てるなんて嬉しい限りだし、髄液を提供するだけで人が助けられるなら安いもんだ。


ただ、献血とは違い、これらにはリスクが伴う。

臓器移植については、脳死または心停止の場合に適用される。脳死については半分生きているような状態だ。生きているのに臓器提供するなんて、親族はどう思うだろうか。

骨髄バンクについては、健康な人から髄液を抽出する。髄液の抽出のために全身麻酔を行う。健康なのに全身麻酔だ。低酸素脳症やその他合併症になるリスクも伴う。


リスクを伴うし、これらを行うのは親族の同意が必要になる。

なので親に「臓器移植と骨髄バンクに登録したいんだけど」と聞いてみた。

答えは「そういう意思表示をする勇気は素晴らしいけど、やっぱり自分の息子となると怖い。だから、ゴメン。」と言われた。


聞く前から答えは分かってたが、やっぱり駄目だった。


🙅自由意思だからって、生半可な気持ちで意思表示はできない

あくまでも個人的な意見ではあるが、生半可な気持ちで意思表示をする事はできない。


親の気持ちにもなってほしい。

息子が脳死状態になり、ちょうどドナー待ちの患者がいる。 息子が助かる見込みは少ないが、ドナー患者は助かる見込みがある。 息子本人は意思表示をしていたとしても、本当にそれが最適解なのだろうか・・・。

息子が骨髄バンクに登録し、適合患者が見つかった。 数週間後に手術となるが、全身麻酔や手術などに関する同意書にサインをしなければならない。 健康に育ってきた息子だが、これをきっかけにどこかに行ってしまうかもしれない・・・。


患者の気持ちにもなってほしい。

「ドナーが見つかりました!」となっても、提供者が「仕事が忙しい」「そこまでリスクがあるとは思わなかった」「親族からNGが」と言えば、また新たなドナーが見つかるまで待たなければならない。

提供者はその一言で辞退する事はできるが、患者側の精神的ストレスたるや、、、。


リスクも知らず、周囲の承諾も得ず、自由意志だからと意思表示をして、いざその時になった時に困るのは、自分ではなく周囲である。

だからこそ、生半可な気持ちで意思表示や登録するというのは怖い。


骨髄移植のドナー体験記(外部リンク)

他人のブログではあるが、非常に分かりやすく書かれているので、こちらも見ていただきたい。

agora-web.jp


🙂まとめ

僕は献血という形で今後も協力していくが、骨髄バンク登録や臓器提供について、もっと知見が広まり、意思表示や登録してくれる人が増える事を願っている。

ちなみに僕の父さんは「臓器移植してもいいけど、眼球だけはダメ。黄泉の国で何も見えなくなるから。」と言ってくれた。

父さんは素晴らしい。母さんも素晴らしい。


池江選手の回復も心より祈ってます。


🤔そんな事より、

今回の記事については「そんな事より」って事がないのでパス。

雪が降った日のディズニーでも見て、心を落ち着かせませう。。。

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