頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

好きなモノになると語彙力が低下する現象

僕は、好きなモノになる程、語彙力が低下していく。

前に書いた「「価値観が違うから別れる」ってマジ?」に通ずるものもある。

とりあえず列挙していく

パルミジャーノ・レッジャーノ

チーズの中でもダントツで好き。

ミモレットやエダム、チェダーやゴーダ、モッツァレラやブルー。
いろいろ食べたけど、一番美味いのがパルミジャーノ・レッジャーノ

香り、歯ごたえ、独特の苦味。最高。

ミスジ

牛肉の部位の一つですね、この前初めて食べました。

元々カルビが好きで、
どっかで食べたハラミが美味くて、しばらくハラミが一位だったけど、
この前初めてミスジを食べて衝撃。

「こんなに美味い肉食った事ねえ...」ってなった。
何だろう。脂の質というか、繊維の解ける感じというか、思い出しただけでも笑みが溢れる。

本仮屋ユイカ

スイングガールズの時からずっと好き。
ビデオショップから借りてきたVHSのテーブが擦り切れるくらい何回も見た。

どんどん綺麗になっていくし、屈託のない笑顔がたまらないし、演技力も抜群。

ずっと見てられる。最高。

スニッカーズ

お菓子の中で一番好き。
新作出たら絶対買ってるレベルで好き。
めちゃめちゃカロリー摂ってるって感じが好き。

テレビ

いくつかある趣味の中で、テレビが一番息が長い。
時にはテレビに裏切られる事もあるけど、テレビはいつも僕を救ってくれる。
ありがとうテレビ。

これさえ与えておけば黙る、それが「好きなモノ」

例えば、子供が泣きじゃくってる時。
おもちゃを与えたら泣き止んだとか、ママに抱っこしてもらったら泣き止んだとか、あると思う。

これと同じで、好きなモノというのは、『与えられたらそれで十分なモノ』なんだと思う。
それさえ出されれば、何を言う事もなく、ただただ拝むのみ。

逆にいうと、それを取り上げられると、とてつもない虚無感に苛まれ、生きる気力をなくし、働きたくなくなる。
(そんな事とか関係なく働きたくはないが...)

類似はNG

好きなモノは唯一無二であり、それ以上でもそれ以下でもない。 だから、類似のモノを出されても意味をなさない。

先ほどと同じ例だと、泣きじゃくってる子供に、
いつもと違うおもちゃを与えても泣き止まないし、他のママに抱っこしてもらっても泣き止まない。
類似のモノだと意味をなさないのがよく分かると思う。

パルミジャーノ・レッジャーノが好き」なのに、レッドチェダーを出されたり、
ミスジが好き」なのに、塩タンを出されたり、
本仮屋ユイカが好き」なのに、貫地谷しほりを出されたり、、、。

それこそ、去年流行った「違うだろー!違うだろ!」となる。
(ちなみに貫地谷しほりは好き。例に出してごめんなさい。ロキソニンのCMとかめちゃめちゃ可愛い。)

「好きなところ」を言葉に出来る?

これは持論だが、
「好きなところを言葉に出来るのであれば、好きでなくなる可能性を秘めている」
と思っている。

例えば、本仮屋ユイカ

「黒髪」「笑顔」「未婚」が好きなところだとする。
これら全てが失われた時、好きではなくなる?
これら全てを備えた他の人が現れたら、そっちが好きになる?
いや、違う。
失われたとしても本仮屋ユイカ本仮屋ユイカだし、それ以上でもそれ以下でもない。

好きなところを言葉に出来るというのは、
「当てはまるなら変えが効く」
「当てはまらなければ対象から外れる」という事に成り得る。

けど実際は違う。
優に転んでも、劣に転んでも、本仮屋ユイカである事に変わりはない。

好きのイデア

「何で好きなの?」「どんなところが好き?」と聞かれるから、言葉を探して返そうとするのであって、
正直「好きだから好き」以外の何物でもない。

理由なんて語れなくていいし、
理由なんて語る必要がないと思ってる。

だから僕は、好きなモノになると語彙力が低下する。

『好きのイデア』はイデア界にある。(←言いたいだけ)

まとめ

好きなモノを詰め込んだら、マジで語彙力なくなる。

本仮屋ユイカが、ミスジパルミジャーノ・レッジャーノをツマミにワインを嗜んでるテレビ番組で、
途中でスニッカーズのCM流れたりとかしたら、、、

もう最高。
マジ卍。
死んでいい。

誰かそんな番組作ってください。