頑張らないように頑張る。

努力と怠惰の狭間

勉強に大事な脳の切替え

僕は勉強が好きじゃない。

これから少し昔話をする。

学生時代から赤点にならない程度の勉強しかしてきてないので、
身にも付いてなければ、応用も聞かなければ、思い出すことすら出来ない。

社会人になってITエンジニアになった。
Javaから入り、Rubyを経て、今は個人的にPythonなど勉強している。
ただ、やっぱり勉強は好きじゃない。

そもそも、そこまで知識欲に飢えている性格でもない。

思い返してみると、学生時代も社会人になってからも、
「自宅」での勉強は捗った記憶がないし、勉強した内容はほとんどすっぽ抜けてる。
逆に「自宅以外」のカフェやファミレスでの勉強は捗って、何をやったのかも何となく思い出せる。

リビングでの勉強なんて、到底無理。
リビングはだらける場所だし、親も兄貴もだらけてる。
僕もだらける脳だし、そんな状態で勉強なんて、到底無理。

やるなら自室だが、自室には勉強机とコタツとあった。
そして、勉強机でしか勉強は出来なかった。
タツはだらけて遊ぶ場所だったので、意識の低い僕はそんなところで集中出来るわけもない。

専門学生になり、外でも勉強するようになった。
カフェやファミレスに、友達を誘ったり一人で行き、黙々と勉強をした。
この時の事は、どういう勉強をしたのかも、その時どうだったのかも、それなりに覚えている。

そして社会人になり、自宅での勉強は捗らないのは分かってるので、
仕事帰りは休日にカフェに行くなどして軽く勉強をしている。

おそらく、脳の切替えの問題

自己分析してみて2つの事が分かり、この二つが掛け合わさらないといけない事が分かった。
・「勉強する脳」に切替えないと勉強できない事
・「勉強しない環境」だと勉強できない事

勉強する脳になってないと、そもそも勉強などする気が起きない。
勉強する脳であっても、普段の生活でダラダラ過ごしている場所だと、勉強する脳を阻害する。

勉強する脳&普段の生活でダラダラ過ごさない環境であって、初めて集中して勉強に取り組む事が出来る。

勉強が好きな人からしたら「いつでもどこでも出来る、それが勉強」とは言うが、
それは好きだから言える話なので、ここでは触れない。
(それが許されるのであれば、僕も「いつでもどこでも出来る、それがダンス」と言いたい)

環境で脳が切り替わる。僕だけ?

こういう"ネガティブな自己分析"をしていると、
僕だけなのかどうか、仲間はいるのか、科学的根拠などあるのか、とか気になるのが人間である。
と思って調べたら、あながち間違っていなかった。

環境と脳、学習、記憶力の関係、勉強する環境や場所の整え方
勉強する場所を変えるだけで、テストの点数が良くなる!?
仕事や勉強の環境づくり。机の前には “スペース” を作るのがコツ!

これらの記事では、環境に加えて、色や光なども扱っている。
やはり、環境で脳が切り替わるというのは正解だった。

記憶術「キロ」

先ほどの1番目の記事に、「キロ」と呼ばれる記憶術が紹介されている。
環境によって脳を切り替えるというのは、古代ギリシャから変わりのない事だった。
(ちなみに僕は一時期キロというHNで活動していた。適当に付けたHNなので本件とは関係ないが、少し嬉しい気持ちになった)

書斎の重要性

誰もが一度は憧れるであろう単語「書斎」
字面が格好いいですよね。素敵。

書斎も環境を変化させる方法の一つで、非常に魅力を感じる。
理想としては、家族共用の書斎を作って、防音にして外部の生活音を排除し、子供も親も勉強は書斎で行い、自室やリビングはだらける、という書斎を作りたい。

という事で、机と椅子を買います。

今は一人暮らしのワンルームなのでそこまで広いスペースもないが、
勉強スペースのために机と椅子を買う。
昨日の夜、楽天でひたすら調べて目星は付けたので、もう少し再考してからポチる。
楽しみ。届いたら記事にでもします。


ちなみに、何でそもそも勉強が嫌いなのに勉強するのかというと、最近少し好きになりつつあるから。
ITの知識もそうだけど、心理学や哲学、脳科学や栄養学など、勉強してみると面白い部分がたくさん見つかるのが分かってきた。
もう少し早く芽生えてくれてれば良かったが、まあ、こういうのに遅いも早いもないので、これからのんびりやる。